自毛植毛【FUE】とは?猿でも理解できるくらいわかりやすく解説!

2016年現在、自毛植毛はFUTによる方法が全世界の7割を占めスタンダードな位置に立っていますが、日本ではここ最近FUEという技術が急速に普及し始めています。

FUEとは何か?どうしてそんなに人気が出始めたのか?

カールが猿でもわかるように解説し、そのメリットとデメリットを徹底解剖してみます^^

※ スムーズに理解するため、まずFUT植毛を理解してから読まれることをお勧めします。

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FUEとは?

 

FUEとは、ollicular(毛包) nit(ユニット) xtraction(抽出)の略称で、基本概念はFUT植毛術と同じです。(※ FIT、つまりollicular(毛包)solation(分離)echnics(テクニック)と呼ぶ植毛医もいます。)

 

いずれにしても、頭皮ドナーから毛包ごとに採取を行い薄毛の場所に移植をするというわけです。

 

毛包

 

なので、理論的にはFUEはFUT法の中の一種の手段と言うこともできます。

ですが、基礎理念は同じでも、実際に行う行程はFUTよりも手間暇がかかり、異なる方法を採用しています。

 

FUEによる自毛植毛の大まかな流れ

 

まず、移植する髪を採取するわけですが、採取場所はFUE植毛も基本はFUTと変わりません。

ドナー・ドミナントの法則に基づいて、男性ホルモンの影響を受けず生涯生え続ける遺伝子が埋め込まれている側頭部と後頭部から移植株を調達するのが基本です。

 

ドナー箇所

 

 

そのために、採取場所を刈り上げます。

 

kariage

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ちなみに、刈り上げる範囲は、採取する株(グラフト)の数によって違ってきます。写真の例ですと、1000株(約2000本)以下の場合の状況です。もし、1000株以上の大量の移植毛が必要になってくるケースでは、スキンヘッドにして広範囲から採取しなくてはいけなくなることもあります。(厳密に言えば、一部の狭い範囲からも大量の移植毛を調達できますが、致命的なデメリットがあるのでそれは後述します。)

 

パターン

 

 

それで、通常は移植毛の必要数に応じて以上のようなパターンになります。

 

刈り上げてドナー部分の準備ができましたら、約1ミリ前後の専用パンチを使って頭皮の4,5ミリの深さまでを一気にくり抜き、毛包(髪を成す1セット)ごと引っ張り出して移植毛を採取します。

この採取の仕方がFUTと一番異なる部分で、一つ一つの株を細かく取り出していかなければなりませんから、医師・看護師たちによるきめ細かい作業が求められることになります。

 

ana

 

採取された移植毛は一時的に適温設定された食塩水に浸して保存され、その間に移植毛を植え付ける箇所に極細の刃や針、もしくは専用チューブパンチなどを使ってスリット(切込み)或いはホール(穴)を空けていきます。(クリニックにより異なります)

移植箇所となる新しい毛穴をすべて作り終えたら、移植毛を植え付けていきますが、植え付け方は基本FUTの場合と変わりません。(クリニックによっては独自の機械を使って空気圧で植えるケースも)

 

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仕上がり具合はFUTの場合と変わらず自然で生着率も良く、以下の写真のような変化を誰でも期待することができます。

 

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以上が大まかな流れになりますが、FUEによる最大の特徴は後頭部からの移植毛採取の仕方にあります。

FUTは帯状の毛根付ドナーを採取した後に株分けをして細かくしてから移植毛となるのに対し、FUEは直接的に一株・一株くり抜いて移植毛を調達するわけです。

そう考えますと、植毛を受ける側としてはFUEの方がFUTよりもスマートな方法だと感じ、より好感を持つ方が多いようです。

 

では、次にFUEのメリット・デメリットを取り上げていきたいと思います^^

 

メリット:移植毛が少ない場合、後頭部にできる傷が目立ちにくい

 

FUTの場合では、移植毛の数が2000株以上、或いは500株以下の少量の時であろうと必ずメスを入れてドナーを採取しますので、その数に限らず最後には後頭部に一本の線の傷ができます。

一方、500株以下の少ない自毛植毛の場合にFUEの手段を選ぶと、結果的に後頭部に残る傷は見た目ではほとんど気にならなくなる程わからなくなります。

限られた後頭部・側頭部の中からの採取でもランダムにくり抜いていけますから、最終的に残る傷跡はボケて見え自然に映ります。

 

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上の写真の例では、手術後約1年経過した後の状態です。くり抜いた形跡が少し赤みがかった程度で、ほとんどわからないくらいの自然な仕上がりだと思います。

このように、500株以下(1000本以下)といった比較的少数の株数採取で済むような植毛の場合、つまりプチ植毛の際にFUEを選ぶなら、後頭部の状態も生え際同様にナチュラルに仕上げられるというメリットがあります。

 

デメリット1:移植毛が多い場合は残る傷が逆に目立ちやすくなる

 

今しがた、FUEの最大メリットとして後頭部にできる傷が目立ちにくいことを取り上げました。

 

…が、それは500株(グラフト)以下といった移植する髪が少ない場合に限った条件付きです。

逆に、何千株という移植毛が必要になった際にFUEを選ぶとどうなってしまうかと言いますと、くり抜いた跡が無数にできて、見た目がかなり無残な状態に・・・

 

例えば、仮に、無理にでも後頭部の限られたスペースから大量の移植株をくりぬくと以下のようになります。

 

2000

 

少しびっくりされたかもしれませんが、上の写真の例では後頭部の約半分の面積から合計で2000株採取した後の状態です

痛たまれないですよね(*_*)…

 

デメリット2:多くの移植毛が取れない

 

一つめのデメリットと繋がってくるんですが、もしかしたら後頭部・側頭部に限定せず頭全体の広範囲から満遍なく採取するなら、先ほどの弱点はカバーできるんじゃない?って思われた方もおられるかもしれません。

 

もちろん、傷跡のことだけを考えるなら、そうなのかもしれません。

頭全体から移植株を採取するならくり抜く場所をもっとランダムにできますから、傷痕を目立たなくすることができると思います。

 

ですが、もし後頭部と側頭部以外の箇所の髪を移植毛として植え付けるなら、その髪が生涯生え続けるかは保障できません。

これは致命的です。

もし手術が成功しても、移植した髪が10年後に成長をやめてしまったら悔やまれますもんね?

 

anzen

 

以上の写真で指摘されてるとおり、男性ホルモンの影響を受けずに生涯髪が生え続ける安全なドナーエリアは、後頭部上下の8~12cm、両耳上の6~8cmの箇所だと証明されています。

なので、あくまでも安全で正しい植毛をしたいなら、この範囲からのみ移植毛を採取するのが絶対条件となるわけです。

そうすると、一つ目のデメリットである「本数が増えれば傷が目立ちやすくなる」という観点から、FUEではどうしても後頭部・側頭部での移植株採取が限られてしまうのです。

(ちなみに、FUTでは1000株であろうと3000株であろうと採取部分は縫い合わせて結合する結果、傷跡面積はほぼ一定で変わりませんので、傷痕を気にして株の採取数を調整する必要はありません。)

そう考えると、FUEはメガセッションと言われる2500株以上の植毛を必要とする人には不向きです。

 

とても大切なことだと思うので、一つこの点を踏まえて警告させてください。

 

某有名クリニックなどのHPサイトでは、こういう事実を故意に無視するような宣伝文句が見られます。

 

うちのクリニックではFUEで1時間に最高2000株も採取できます!

 

とても聞こえの良いセリフですので、何かスゲ~ぞココ!(゚Д゚;)!ってなるかもしれませんが賢いあなたなら、これが実際には何を意味するかを今なら悟れると思います。

 

採取技術がいくら素晴らしくても、そうすることにはリスクが伴う ということです。

 

先ほど考察したように、移植本数が多いゆえに安全ではない箇所を超えて採取すれば、植毛しても将来その毛は抜けてしまう恐れがあり、逆に安全な場所に限定しながら大量に移植株を採取するとなると、傷がFUTよりも目立ってしまい本末転倒に陥ってしまう。。。このリスクです。

 

…ちなみに、FUEで5000株を採取すると以下のような結果が待っています。

 

 

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たとえこの半分の量だとしても、見た目がきつくなるのは明らかなはずですので、狭い範囲から大量の株(グラフト)を採取するFUEは絶対にしてはいけません。

たとえ広範囲からであっても、FUEで大量の採取を行うと既存毛では隠しきれず、地肌が透けて見えるようになってしまいます。

 

もしそういう4,5000株という大量のFUE植毛を実施しているクリニックがあったら、複数回に渡る症例写真を見せてもらって、その人の後頭部と残っている脱毛状況を確認するのは必須です。

そうするなら、誤って ヤッちゃう ことを避けられます。

 

デメリット3:毛根切断のリスクが高い

 

FUTの場合では、顕微鏡を使って肉眼で毛根を確認しながら株分けをしますが、FUEでは手術の性質上、目では見えない部分の作業が含まれます。

移植株を毛包ごと一気に専用パンチでくり抜くわけですが、毛根は皮膚の下で曲がっていたりする場合もあるので、目では見えない状況で皮膚の表面から毛根全体を傷つけずそっくり取り出すのは高度なテクニックが必要です。

それで、どんなに熟練した職人でも5%前後の毛根切断がおこると最新の論文で報告されています。

ちなみに、毛根切断率は未熟な人で50~60%、熟練した人で10~15%、達人の領域で5%と言われています。

 

植毛をして生え際がもっと濃くなり見た目がよくなるのは本当に嬉しいことですが、かたや移植毛候補の5%を失い、結果的に自分の髪の総数が減ってしまうというのは何とも歯がゆい話ではないでしょうか(;´∀`)

 

まとめ

 

包丁は料理など用途に合わせてちゃんと使うなら有用な道具となりますが、いったん使い方を誤るなら殺人兵器にもなりかねません。

それと同じで、FUE植毛もそれに見合った用途で使うなら最高のAGA治療となりますし、使い方を誤れば致命傷を残してしまいます。

 

具体的にFUEが向いている正しいケースとしては、

 

・ M字修正など、狭い範囲の薄毛箇所に植毛をする場合

・ 頭皮が硬かったりしてFUTでの帯状ドナー採取が無理な場合

・ FUTでできる一本線の傷よりも、FUEでできる白い斑点の傷痕が良いと思う場合

・ 胸毛やスネ毛など頭部以外の体毛からしかドナー採取ができない場合(※体毛が生涯生え続けるかどうかの保障はないですが)

 

以上のようなケースが当てはまる場合は、FUEを積極的に採用することができます。

 

実は今回、カールがこの記事をまとめていて感じたことの一つが、植毛ルーキーの方たちは、FUEに対してバランスの取れた見方を持つことは簡単ではないかもしれないということです。

というのは、費用がFUTよりも割高になるにも関わらずFUEを選ぶ人が多いのは、そのメリットがあまりにも強調されすぎているからだと思うんです。

 

FUTと違ってメスを使わないからFUEは傷口が残りません

一回の手術で2000株も移植可能

 

FUEが さも何の欠点がないかのような印象を植え付けようとする広告が多すぎます( ;∀;)

これは、どんなに少なく見積もってもバランスの欠いた情報としか言わざるを得ません。

 

先にも取り上げましたように、FUEでも実際に傷は残りますし、移植株の数量によっては既存毛では隠せない程です。一回の手術で1000~1500株以上を超える場合は、生涯生え続けるとは限らない安全な箇所を超えての採取になる可能性があり、安全な後頭部と側頭部からのみ大量のドナーを無理に採取すれば余計に傷が目立つことになります。

 

 

なので、くれぐれもセンセーショナルでオシャレな広告に踊らされないようにして、自分が期待していることが本当にFUEで可能であり、また達成されることを実際に確認したうえで行うことがとても大切です。

 

FUEのお勧めクリニック

 

FUEと言う技術は特に2001年以降から採用され始めた植毛法で、FUTよりも5年以上後に誕生しました。

なので、日本でもしばらくはFUT専門クリニックが先行して、後にFUEクリニックが急増してきたという背景があります。

植毛患者のニーズに合わせてFUT専門で行ってきた一流クリニックも順次FUEを採用し、患者の状況とニーズに合わせてFUTとFUEを上手に使い分けています。

 

カールはこれまでFUEでの植毛は受けたことがないので、次回植毛する機会があったらぜひFUEで受けたいと思っています。

自分の場合、移植株数が少ないですし、もともと好奇心旺盛で新しいものは何でも試してみたいという性格なので、余計に興味があるんですね^^

 

日本で一番FUEの症例のあるクリニックと言えば、恐らくアイランドタワークリニックで間違いありません。

ここのHPサイトは一番オシャレでカッコいいですし、説得力のある画像とメッセージの目白押しなので、特に20代、30代の若い方は好印象を持ちやすいかもしれません。

症例となって紹介されている方もかっこいいモデルさんが起用されているので、こっちも見ていてとても憧れます(´▽`*) ああいう風になれたならさぞ幸せだろうな~(≧▽≦)…なんて…

 

カールさんがFUEを受けるならどこでしますか?

 

という質問を時々もらうんですが、僕が次回FUEをするとしたら、ぶっちゃけヨコ美クリニックかアスク井上クリニックでしますね。

 

その理由については、「カール流!自毛植毛クリニックベストランキング」を読んでいただければ理解していただけると思うので、よかったら参考にしてみてください^^

 

>カールが使用中の究極発毛セット<

 

>大手自毛植毛クリニック比較表<

クリニック名
ヨコ美
クリニック
湘南美容外科
クリニック
アイランドタワークリニック
アスク井上
クリニック
親和クリニック
クリニック名
ヨコ美
クリニック
ルネッサンスクリニック
アイランドタワークリニック
アスク井上クリニック
親和クリニック
HP
s_runessance
s_runessance
s_iland-1
s_askinoue
s_sinwa-1
方法
FUE法
FUT法
FUE法
FUT法
FUE法
FUE法
FUT法
FUE法
技術
nc140083
FUT
FUE
優秀
nc140083
長井ドクターのFUT優秀
nc138304
FUE安定
nc140083
FUE優秀
nc138304
音田医師のFUEは安定
場所
nc69693
横浜
nc140083
新宿 大阪 福岡 名古屋
nc140083
新宿 大阪 福岡 名古屋
nc69693
新宿
nc140083
新宿 大阪 福岡 名古屋
費用※1
nc140083
FUT
60万円
FUE
80万円
nc140083
88万8千円
nc69693
140万円
nc138304
116万5千円
nc69693
140万円
AGA薬
nc140083
処方あり
nc140083
処方あり
nc140083
処方あり
nc140083
処方あり
nc140083
処方あり
メリット
日本で一番植毛施術経験のあるカリスマ医師が在籍。
日本全国展開で利用しやすい。アルタスロボット選択可。
日本全国にあり利用しやすい。日本一のシェア率。
アイランドタワークリニックの元院長在籍。FUEの技術力が一番。
日本全国展開で利用しやすい。音田医師は密度の濃い植毛が得意。
デメリット
店舗が少ない。
担当ドクターにより施術の差が出る可能性。
料金が若干高め。FUE法しか選択できない。
店舗が少ない。
料金が若干高め。FUE法しか選択できない。
評価
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記事
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※1:1000株(M字修正一回分)の料金

 

>自毛植毛クリニックランキング<

 

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